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「NPOの組織マネジメント 強くあたたかい組織のつくり方」〜NPO22団体の事例・ノウハウから見えてきた3つの観点〜/2月23日(木)19:30〜

「NPOの組織マネジメント 強くあたたかい組織のつくり方」
〜22のNPOの事例・ノウハウから見えてきた3つの観点〜

CLC コクヨ2
     ◆お申し込みはこちら◆
   http://www.crfactory.com/wp/form/

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2017年2月23日(木)19:30〜22:00 @CRファクトリーオフィス━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
NPO・ソーシャルビジネスとは、
社会課題解決や価値創出のために生まれる「あたらしい仕事」です。

そのため組織マネジメントにおいても、
独自のあたらしい手法・施策を編み出すことが必要となります。
その領域で苦闘する運営者の方々に先進的な事例・ノウハウを紹介し、
NPOの組織マネジメントについて考えるセミナーを開催します!

事業推進力が高く社会を変える成果を創出する力を持つ「強さ」
思いやり・共感が豊かで関わる人を幸せにする「あたたかさ」

この両方を兼ね揃えた”強くあたたかい組織”をつくるためには、
重要な3つの観点があります。

第一の観点:理念共有・浸透
第二の観点:関係性づくり
第三の観点:メンタリング(個別支援)

NPO22団体へのインタビュー調査に基づき制作された
書籍『NPOの組織マネジメント ノウハウ・コレクション』を (http://www.crfactory.com/tool_knowc/)活用しながら、
みなさんの組織をより良くするための施策を考えます。

「強さ」と「あたたかさ」の両立を志すみなさまのご参加、お待ちしております!

【お申し込みはこちら】
http://www.crfactory.com/wp/form/

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❏開催概要❏
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【日時】
2017年2月23日(木)19:30〜22:00

【場所】
CRファクトリーオフィス
東京都台東区台東3-16-3
清水ビル401号室 最寄り駅は御徒町駅または仲御徒町駅、上野御徒町駅
地図:http://crfoffice.jimdo.com/

【担当講師】
NPO法人CRファクトリー 代表 呉 哲煥

【参加費】 3,000円
★『NPOの組織マネジメント ノウハウ・コレクション』購入費込み
購入済みでご持参いただける方は参加費が2,000円となります。
http://www.crfactory.com/tool_knowc/

★”コミュニティマネジメント・ラボ”会員の方は参加費が半額になります。

【定員】
12名

【主催】
主催:NPO法人CRファクトリー
お問合せ:info@crfactory.com

【お申し込みはこちら】
http://www.crfactory.com/wp/form/

 

【進化し続けるNPOが実践する、強くあたたかい組織づくりとは】コミュニティフォーラム2017/3月25日(土)13:00〜

●現場のマネジメントメソッドが集結!
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     コミュニティフォーラム2017
 「進化し続けるNPOが実践する、強くあたたかい組織づくりとは」

        【お申込みはこちら】
          https://goo.gl/bZb2Gt

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   2017年3月25日(土)13:00-18:00 @日本財団∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

事業推進力高く、望む成果を創り出す”強さ”
活動に関わる仲間を幸せにする、愛着と関係性が豊かな”あたたかさ”

この両方を兼ね揃えた”強くあたたかい組織”を社会に増やすことを、
私たちは志向しています。

そして最近では、上智大学とCRファクトリーとの共同研究によって
開発した「コミュニティキャピタル診断」というツールによって、
数多くのNPOの組織・コミュニティの状態を測定し可視化することに
取り組んできました。

すると、進化・成長を続けるNPOこそ、それを支えるコミュニティ
キャピタルが高いことが見えてきました。

つまり組織に関わる人の「理念共感と貢献意欲」「自己有用感」
「居心地の良さ」が高いということがわかりました。

そんなNPOの、オリジナリティあふれる組織づくりメソッドを探求・
共有するため、コミュニティフォーラム2017を開催します!

現場での試行錯誤によって開発され続けている知恵・工夫・ノウハウを
一挙に集め、贅沢にたくさんの事例に触れられるフォーラムにしました!


■”強くあたたかい組織づくり”の実践者によるプレゼンテーション

■学び・気づきを参加者同士で共有する対話
■自分自身のメソッドの開発を試みるワークショップ
■熱い志を持った200人との交流・ネットワーキング


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┃☆┃ゲストプレゼンター陣
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▷認定NPO法人かものはしプロジェクト 代表 本木恵介氏
 ~ミッションの達成。働く人の幸せ。その両立を探求する~

▷NPO法人Chance For All 代表 中山勇魚氏
 ~代表の想いから組織の共通理念へ~

▷NPO法人チャリティーサンタ 事務局長 城田正樹氏
 ~年間2000人以上のボランティアを巻き込む秘密とは?~

▷NPO法人ダイバーシティ工房 久野恵未氏

 ~一人ひとりが活躍できる組織づくりのポイント~

▷NPO法人患者スピーカーバンク 代表 香川由美氏
 ~一人ひとりの「好き」と「得意」を生かし合うしくみ~

▷NPO法人コモンビート 代表 安達亮氏
 ~循環構造を自然に生み出す人と組織のマネジメント~

▷NPO法人ハッピーマザーミュージック 代表 鈴木美美子氏
 ~居心地が良く成長を促すHMM流人と組織のマネジメント~

▷一般社団法人風土人(田んぼできずなづくり) 代表 豊田有希氏
 ~2歳から70代までが集う居心地抜群のコミュニティづくり~

▷一般社団法人CANnet 代表 杉山絢子氏
 ~社会人のサードプレイス型組織のマネジメント~

▷非営利型株式会社Polaris 取締役ファウンダー 市川望美氏
 ~心地よさと対等さ、多様性とフォロワーシップ~

▷こすぎの大学 岡本克彦氏
 ~自分が住まう街でオトナな十人十色の思い出を作るきっかけの場~

▷NPO法人Design Net-works Association 代表 沼田翔二朗氏
 ~DNA流 対象者を明確にした教育事業の人づくり&組織マネジメント~

▷認定NPO法人カタリバ 辻村麻水氏
 ~『ナナメの関係と対話』を根底にする組織が育むコミュニティ~

▷NPO法人SET 代表 三井俊介氏
 ~個人の能力や可能性が最大限に発揮される組織マネジメント~

▷NPO法人マドレボニータ 理事 高橋葉子氏
 ~個人の成長とチームの関係性を育むボランティアマネジメント~

組織・コミュニティづくりへの熱い探究心をお持ちのみなさまの
ご参加、お待ちしております!!

【お申し込みはこちら】
https://goo.gl/bZb2Gt

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❏プログラム概要❏
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■日時:2017年3月25日(土)13:00-18:00 (12:30-13:00受付)
■内容
1.基調講演(13:00-14:00頃)
   NPO法人CRファクトリー 代表 呉哲煥
   NPO法人こまちぷらす 代表 森祐美子氏
2.分科会セッション①(14:00-15:30頃)
3.分科会セッション②(15:30-16:30頃)
4.メソッド開発セッション・振り返り(16:30-18:00頃)
5.交流会・ネットワーキング(18:00-18:45頃)
  ※交流会は同会場にて開催します(参加費別途1,000円)

【分科会セッション①:14:00~15:30】
(分科会A・B・Cの中から1つをお選びください)

■分科会A:理念共感と貢献意欲 ~「この団体のためにがんばりたい」をどうつくるか~
▷認定NPO法人かものはしプロジェクト 代表 本木恵介氏
▷NPO法人Chance For All 代表 中山勇魚氏
▷NPO法人チャリティーサンタ 事務局長 城田正樹氏

■分科会B:自己有用感 ~「自分は役に立っている/必要とされている」をどうつくるか~
▷NPO法人ダイバーシティ工房  久野恵未氏
▷NPO法人患者スピーカーバンク 代表 香川由美氏
▷NPO法人コモンビート 代表 安達亮氏

■分科会C :居心地の良さ ~「この仲間と一緒に活動することが楽しい」をどうつくるか~
▷NPO法人ハッピーマザーミュージック 代表 鈴木美美子氏
▷一般社団法人風土人(田んぼできずなづくり) 代表 豊田有希氏
▷一般社団法人CANnet 代表 杉山絢子氏

【分科会セッション②:15:30~16:30】
(分科会D・E・Fの中から1つをお選びください)
■分科会D:住むまちで創り出すプラットフォーム型のコミュニティ
▷非営利型株式会社Polaris 取締役ファウンダー 市川望美氏
▷こすぎの大学 岡本克彦氏

■分科会E:コミュニティ教育 ~コミュニティ活動を通した人づくり~
▷NPO法人Design Net-works Association 代表 沼田翔二朗氏
▷認定NPO法人カタリバ 辻村麻水氏

■分科会F:自分×団体のバランスと相乗効果 ~個人を基点とした組織づくり~
▷NPO法人SET 代表 三井俊介氏
▷NPO法人マドレボニータ 理事 高橋葉子氏

※申込時に参加を希望する分科会をお選びください。
分科会は定員になり次第締め切ります。先着順です。

■参加費:2,000円(交流会費:1,000円)

■場所:日本財団ビル2階 大会議室
http://www.nippon-foundation.or.jp/who/about/access/
〒107-8404 東京都港区赤坂1丁目2番2号日本財団ビル

■定員:200名

【お申し込みはこちら】
https://goo.gl/bZb2Gt

主催:NPO法人CRファクトリー
共催:日本財団 CANPANプロジェクト
お問い合わせ:info@crfactory.com

 

コラム「理解されない日々を超えて〜独立・起業から15年を迎えて〜」

こんにちは、CRファクトリー代表の呉です。
2016年4月1日で独立・起業してからちょうど15年を迎えます。
2001年3月31日に26歳で会社員を辞め、「世の中にあたたかいコミュニティをたくさん増やしい」といって無謀にも独立してここまでやってきました。
いま思えば、長かったような、あっと言う間だったような・・・。

15年間を振り返ると、特に前半は「理解されない日々」でした。
異業種交流会やイベントに出かけては自己紹介しながら説明し、あるときはプレゼンし、あるときは身近な仲間や家族に説明し、どこにいってもほぼ理解されず、怪訝な顔をされて、批判されるような日々でした(苦笑)。

当たり前です。ちゃんと説明できていない、実績がない、自信もあまりない(半信半疑)。
そもそも目に見えない、今までにない新しいことをやろうとしてるのだから、あまり理解されないのが基本構造なんですよね。

2001年当時に、26歳の若者に、「あたたかいコミュニティを増やしたい」とか言われても、心から「そうだね!」なんて今の私でも言えないと思います(笑)。

それでも人間だから理解されたいんですよね。理解されないたびに、批判されるたびに、「あの人はわかっていない」と相手のせいにしたり、「これは本当に必要なんだろうか。着想・企画が間違っているんじゃないか」と過度に自信を失くしたり。そんな心折れそうなもんもんとした時間をだいぶ長く過ごした気がします。

そのような経験を経て、今に至り、強く思うことがあります。
それは「理解されなくても、やる」です。理解されなくても、やるんです。
やりたいこと・信じた道ならば、理解されなくても、やるんです。
「理解されるかどうか」「共感されるかどうか」は、企画の適切さを見直す意味では重要なフィードバックではありますが、自分がやり続けるのか、やめるのか、を決めるための要因・判断基準にはなりません。
「理解されようが、理解されまいが、やる」かどうか、やりたいかどうか。
そこに本質があるような気がします。特に、起業や新規事業には圧倒的に求められる精神だと思います。

現実においては、事業・活動は仲間がいないとできないですし、仲間と一緒に熱く楽しくやりたいものです。
まわりから評価されて、関心を持たれて、参加してくれる人が増えれば、これほどうれしいことはありません。
しかし、たとえ・仮に・万が一、まわりからあまり評価されず、1人だけになったとしても、それでもその事業・活動をやるのか・やりたいのかどうか。
その問いはとても重要・有効な問いだと思うし、大きな判断基準になってくれると思います。

私が愛用しているゲーテの言葉で「自分一人で石を持ち上げる気がなければ、二人がかりでも石は持ち上がらない」という言葉があります。
これは団体のトップや事業部長、プロジェクト責任者など、あらゆるリーダーに必要な姿勢・覚悟だと思います。仮に自分一人であったとしても石を持ち上げる気があるというのは、とてもパワフルです。その姿勢・覚悟にまわりの人たちは力を貸してくれます。
その姿勢が人を惹きつけ、多くの共感者や仲間が増えていきます。

こんなことをわざわざ書くのは、私が理解されずに苦しんできたからでもありますし、いま理解されずに苦しんでいるリーダーたちにエールを送りたいからです。
また、理解されないことでひよっている人に発破をかけたいからです。
自分がやりたいことなら・信じた道ならば、理解されなくてもやる。
たとえ・仮に・万が一1人になったとしてもやる。その姿勢・覚悟こそがとてもパワフルなのだと思います。

「理解されない日々を超えて」。
この言葉が15年経った今の地平から最も言える言葉のような気がします。
これからも自分の信じた道を仲間と共にしっかりと歩んでいきたいと思います。

(CRファクトリー代表 呉哲煥 )



コラム「組織内コミュニケーションは”狙って”仕掛けよう」

最近「組織内コミュニケーション」や「チームビルディング」についての講師をすることがここのところ続きました。
その時には必ず「関係性の質が成果の質につながる」ということをお伝えしています。

1 組織内の関係性が良くて対話の質が高い
2 質が高い対話から思考が磨かれる
3 磨かれた思考からアイディアが生まれる
4 生まれたアイディアが行動に移される
5 行動から結果が生まれ、さらに信頼関係が高まる

というような。
この話をするまでもなく、”良い関係性の中で仕事がしたいよね”ということは、まぁそれはそうだよねぇ、という具合ですよね。
そして、もちろん自然と対話が生まれ仲良くなっていくということもあるでしょう。
ただし、経営の視点からすると、組織内コミュニケーションとは非常に重要なマネジメント項目だという認識が必要です。

組織内コミュニケーションを設計する時には、突き詰めると以下のような問いが発生します。

■達成したいビジョン・ゴールとは?
■そのための組織としてあるべき姿とは?
■現状の組織を診断した時に発生している課題とは?
■導入するべきコミュニケーション施策とは?

CRファクトリーを例にすると、以下のようになります。

■社会をあたたかいコミュニティであふれさせたい
■その組織自身もあたたかいコミュニティでありたい
■理念の共通認識と個人の相互理解の両方をさらに深める必要がある
■理念と個人を紐付けた対話型ワークショップを導入する

みなさんのビジョン・組織戦略から考えた時に、どんな組織内コミュニケーションが必要になるでしょうか。
理念共有、相互理解、成長支援、自律化、多様化、などなど。
そうした目的・意図を持って、”狙って”仕掛けていくことで、ようやく組織内コミュニケーションは成果につながるのだと思います。

(事業部長 五井渕 利明)

 

コラム「リーダーのモチベーション」

こんにちは、呉です。
あたりまえの話ですが、リーダーのエネルギー・熱量はコミュニティにとって大切ですよね。(「エネルギーが高すぎても困るんだよなぁ〜」と思ったそこのあなた!それもあながち間違いではないですよね・笑。みんなで運営する組織になるために、適切なエネルギー量やエネルギーの出し方はありそうです。)

今日ここで私が論じたいのは、「リーダーがモチベーションを失い、エネルギーを失うとき」についてです。団体の代表やリーダーとなると、自ずといろいろなことを背負います。ブランド・体裁も背負いますし、お金も背負いますし、お客様も背負いますし、様々なパートナー・関係者も背負いますし、スタッフ・組織も背負います。いろいろ背負うんです。そういうものです。

そしてそれがあまりにも多種に渡り、個々も重ければ総量も重いので、リーダーがエネルギーを失うということは容易に起こりうることだと思います。責任範囲の広さ、さまざまな気遣い、いろいろな人の意見・・・etc。そんな状況の中で押しつぶされそうになったり、自分の力で制御していこうという意欲を失ったり、どこか少しあきらめが入ったり、楽しくなくなってきたり。。。そうやってリーダーがエネルギーを失う状態は意外にいろいろなところで起こっているような気がします。
かくいう私も、いろいろな人の意見を聞き入れ、さまざまな気遣いのできるリーダーなので(笑)、このような状況にどっぷりはまりやすいタイプと言えます。では、どうしたら良いのでしょうか?

先日「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見ていて、瀬戸内の島で時計修理をしている松浦さんという時計職人が特集されていました。松浦さんの流儀は、迷ったら「しんどい道を進む」であり、そのエネルギーの源が「持ち主の思いを力にする」でした。
松浦さんは時計修理に入る前に、必ず依頼者から送られてきた手紙を丹念に読み込みます。そして、手紙だけでは分からないことがあれば、電話をして確認します。「私は時計そのものよりは持ってくる人の依頼者の気持ちを一番大事にするんですよ。そうすると、直すのも力が入る。それが応援してくれる。」
私にとってこれは大きなヒントでした。

私は何に心を燃やすのだろうか。何に情熱を感じるのだろうか。どんなに状況が複雑になろうとも、どんなに荷物が重くなろうとも、その状況・重さを超えるエネルギーの源を持てることが大切。原点に立ち戻って、すーっとした気持ちで果てしないエネルギーが湧いてくるような感覚が持てることが大切。それは一体何だろうか?
それは私にとってはかなり自明な問いでした。それは、一緒にCRファクトリーをつくってくれている「スタッフ」であり、そして、良い団体・組織・コミュニティをつくっていこうとがんばっている「リーダー・団体運営者」です。それらの人たちのことを考え、それらの人たちに触れていればいいんですね。簡単でした(笑)。

世間体を気にして、やらなければならないことが増えてくるのは自然なことです。事業や組織が大きくなり、状況が複雑になるのは成長している証拠です。リーダーはその渦中で悲劇のヒロインを気取っている場合ではありません。自分の魂が震える原点をいつまでも見失わずに、そんな渦中でもエネルギッシュでいることはできるはずです。
これから私はますます難しく、苦手で、やったことがないことを、役割や必要性からやっていくことになるでしょう。そんな中でもエネルギーの源を忘れず、楽しくやっていきたいです。^^

(代表 呉 哲煥)

 

コラム「”サンタのような大人たち”で社会があふれたら」

先日、出張セミナーという形で、NPO法人チャリティーサンタの年に1度の全体合宿をお手伝いしてきました。
全国22支部からなんと100人以上、”サンタクロースを通じて子どもたちに笑顔を届けたい”というメンバーが集結していました。
(チャリティーサンタの活動詳細はこちらから!→http://www.charity-santa.com/

普段の活動エリアはバラバラでも、掲げるビジョンと大切に思っていることは共通。会場は愛と熱気で満たされていました。
正直なところ100人を相手にしたセミナーというのは少し不安もあったのですが、打てば打つほど大きく響くメンバーばかりで、講師自身も楽しかったです。
チャリティーサンタの価値のひとつは、もちろん”子どもたちが笑顔になること”なのですが、今回改めて感じたもうひとつの大きな価値は、”サンタのような大人たちが増えること”でした。

12月24日に、我が子を思う親たちの依頼で、サンタに扮してプレゼントを運ぶ。
子どもたちの弾ける喜びと、親たちのやわらかい笑顔。
そして、誰かに幸せを届けられることの素敵さに感動する、サンタたち。
メリー・クリスマス!
この体験を経たサンタたちは、きっと12月24日が終わっても、”サンタのような大人”として、日常の中で誰かを笑顔にし続ける。

主体として関わる人自身と、その周辺にもポジティブな変化を起こす力があると、チャリティーサンタの全国のメンバーに直に触れて、改めて感じたのでした。

そしてこれはチャリティーサンタだけではなく、社会に価値を創出するNPOの多くに言えることなのかもしれません。
NPOの活動や事業を振り返ってみると、その直接の受益者だけではなく、関わり働く人の側にも良い影響を与えられたという瞬間は、おそらく数多くあるのではないでしょうか。

社会を変える、その人たち自身が変わっていく。
NPOのそうした側面も、大切な価値として考えたいですね。
(ここを数値・指標化できたらかなり面白い。やりたい)

(事業部長 五井渕利明)

 

コラム「生き心地の良い組織」

こんにちは、代表の呉です。
先日、「コミュニティキャピタル勉強会」というイベントで、岡檀さん著の『生き心地の良い町〜この自殺率の低さには理由がある〜』について取り上げました。

徳島県海部町(元海部町)という「地域」についてのお話ですが、地域のみならず「組織」(企業・NPO)にも応用できるヒントが満載でとてもおもしろかったです。

海部町は全国でも自殺率が8番目に低く、さらに言うと自殺率が低い上位10市区町村の残りの9つがすべて「島」であることを考えると(「島」という特殊な地勢を除外すれば)、日本で最も自殺率の低い町と言っても過言ではありません。
そんな海部町が保有している(と岡さんが分析した)5つの自殺予防因子は以下の5つです。

【5つの自殺予防因子】
1.いろんな人がいてもよい、いろんな人がいたほうがよい
2.人物本位主義をつらぬく
3.どうせ自分なんて、と考えない
4.「病」は市に出せ
5.ゆるやかにつながる

その中でも特に1と3と4は自分にとってとても示唆に富んでいましたね。

1は簡単に言うと「多様性」の話です。「いろんな人がいてもよい」という守りの多様性から「いろんな人がいたほうがよい」という攻めの多様性、多様性への積極性。しかも、それは「多様な人を受け入れよう」という道徳的スローガンではなく、自己利益にかなう生活の知恵なのだということがわかります。

3は「自己効力感」の話です。海部町の人たちは社会参加が盛んで、自分が「この町」や「この状況」を動かしているという感覚があります。自分たちの団体を省みるとき、うちのスタッフは「この団体を動かしているのは自分だ」「自分は欠かせない存在だ」という自己効力感を感じられているだろうか。ここはCRファクトリーの弱いところだと自覚しているので、重要な問いとしてこれからも向き合っていきたいです。

4は「悩みやストレスは出せ(相談しろ)」という話です。「援助希求」といい、家族のトラブルや事業の不振、その他生きていく上でのあらゆる問題を内側に抱えこみすぎず、相談したりさらけ出そうということ。これが海部町はとても上手らしく、何かあったら外に出すし(相談するし)、何かあった人に対して外に出させる(相談させる)。
この「助けを求める」という援助希求を「個人がした方がよいよ」、という話にとどまらず、コミュニティ側がいかにそれを促すかがポイントであることにも触れられています。
個人が「援助希求」をすることが難しいことをむしろ前提としながら、
「弱音を吐かせるリスク管理術」
「海部町コミュニティでは「態度」によって、弱音を吐いても大丈夫だよ、というメッセージを発信し続けてきた」
「海部町は、「助けを求めよ」と言葉によって人を諭すよりも、人が「助けを求めやすい」環境をつくることに腐心してきた」
と書かれている。
うちの組織でできてるかなぁ〜。ぐさっときました。

この本には「地域」や「組織」を考える上でのヒントがたくさんありました。
これらの因子を参考に、現場での応用・運用を試みてみたいと思います。

(代表 呉哲煥)

コラム「リーダーは”目の前の”スタッフと”隣の”パートナー、どちらも大切に」

先日、CRファクトリーの3人の経営陣(代表、事務局長、事業部長)で、
相互理解ワークショップを行いました。

いつも何にリソースを割いているか、どこにモチベーションがあるか、
どんなキャリアプランを持っているか、
今後どんな働き方、コミュニティ、家庭でありたいか、などなど。
いつも(もしかすると家族よりも)一緒に多くの時間を過ごし、
信頼関係で結ばれている鋼鉄の3人、と思ってはいるものの、
こうした深い対話をゆっくりとするのは久しぶりのことです。
夫婦で”どんな家庭を築きたいか”を語り合うような感覚でした。
(いつもはつい事業や他のスタッフの話ばかりしてしまいます。あとはジョーク)

チームが”円陣”を組んでいるイメージだとすると、
”目の前”や目に入る範囲のスタッフのことを気にかけることが自然と多くなりますが、
”隣”で肩を組んでいるパートナーが良くも悪くも空気のような存在になってしまうことも。
最も中核にいるメンバーこそが最も強い信頼関係で結ばれていて、
それがチームに熱く伝播していくような状態を保っていたいものです。

参考までに、相互理解ワークショップでは具体的にこんなことをしました。
■それぞれがCRファクトリーに投入しているリソースのボリュームを事業別に可視化し、
さらに各事業ごとのモチベーションの大小を可視化するマインドマップ
■「スキル」「お金」「働き方のスタイル」
「家族」「コミュニティ」「所属組織におけるポジション」
という6つの観点で3年後にどうありたいかというイメージの共有

それぞれの強みや関心が良い意味で分散していることがわかったり、
仕事を超えてそれぞれが「どう生きたいか」を握り合って尊重し合えたり、
といったことが大きな収穫だったように思います。

みなさんは、自分のパートナーとの信頼関係を確認・強化する機会を持っていますか?
強いインパクトを出すための強いチームであるためにも、
「この仲間たちとならどこまでも行ける」という思いを熱くするためにも、
時にはそんな時間の使い方も、おすすめです。

(事業部長 五井渕利明)

コラム「コミュニティは『参加のデザイン』」

こんにちは、代表の呉です。
コミュニティマネジメントの中心的なテーマのひとつが「どうやって人を巻き込むのか」です。「新たな仲間の巻き込み」はもちろんのこと、その新しい人がどうやって「定着」し、どうやって「主体」になっていくのかデザインとマネジメントこそ、腕の見せどころなのです。

観点・ポイントは大きく3つになります。

その1:新しい人と出逢う(関心・興味を持ってもらう)
コミュニティに新しい人が入ってくれば、コミュニティは活気づきます。人数・程度はあるものの、常に新しいメンバーを入れよう(新しい人たちとの接点を持 とう)とする姿勢は持ちたいですね。新しい人が入ってこないことによることによるコミュニティ・組織の硬直化は良く聞く課題です。逆に新しい人たちとの接 点を適度に持てているところは、単純に場の盛り上がりがあって活気がありますし、その新しい人たちの中から「主体・担い手」が生まれてくることがあるの で、組織が強くなる可能性が高まります。具体的には「イベント・勉強会・ワークショップ」や「説明会」などによって、新規の接点を定常的に(地道に)つ くっていきましょう。

その2:定着してもらう(気に入ってもらう・愛着を感じてもらう)
初めて参加した人に「ここ楽しいなぁ」「居心地いいなぁ」「また来たいなぁ」と思ってもらうことは重要ですね。そういうファンやリピーターの存在はコミュ ニティの雰囲気をとても良くし、安定させます。新規性(新しい人ばかり)と流動性(人の入れ替わりが激しすぎる)が高いと雰囲気が安定しません。そのコ ミュニティに愛着を感じてくれている人の量(人数)とその質は「コミュニティの質」を決める言っても過言ではありません。「愛着」を感じてくれる人を増や しましょう。具体的には、「場のファシリテーション(心地よい場づくり)」や「イベントの事前・事後のコミュニケーション」「個別のコミュニケーション・ お誘い」などがポイントとなるでしょう。

その3:運営に参加してもらう(主体を担ってもらう・一緒に運営する仲間になる)
新しい人たちが増え、愛着を感じてくれる人が増えたら、いよいよその中から「運営に参加してもらえる人」を募るフェーズ(段階)です。コミュニティの「品 質」も「生死」をも分けるのは「運営スタッフ/運営チーム」です。ここの人数と熱量がコミュニティの品質と生死を分けるわけですから、最も重要な項目・人 たちであり、一旦の「ゴール」と言っても良いでしょう。愛着を感じてくれている人たちの中から、少しずつ「お誘い」をして、「運営を手伝ってもらう(担っ てもらう)」のがポイントです。人は「役割」と「出番」があることで、コミットメント(関わり・やる気)が上がっていくもの。うまくその人の状況に応じて コーディネートしながら「運営に参加」してもらいましょう。具体的には「食事」や「飲み」に誘って「口説く(!)」ですね(笑)。

コミュニティは「参加のデザイン」です。
それぞれのフェーズ(段階)ごとに適切な打ち手を講じて、人それぞれの「参加」を促しましょう。
「参加のデザイン」を意識すれば、もっともっと適切な打ち手を打てて、もっともっと人を巻き込んでいくことができるでしょう。それがひいては強くあたたかいコミュニティをつくることにつながります。

(代表 呉哲煥)

コラム「マネジメントは”優れた人”だけのものではない」

CRファクトリーではここ数年、チームのマネジメントを「ダブルマネージャー体制」で行っています。マネジメントの機能を”成果・目標にこだわり達成するディレクター”と”メンバーのモチベーションとチームの進捗をケアするマネージャー”に役割分担しています。

各チームのディレクターは経営陣が担っていますが、マネージャーは経験を積んだ学生インターンスタッフに担ってもらっています。体制の引き継ぎ時期に新マネージャーからよく聞かれるのが、「私で務まるでしょうか?」という不安と謙虚からの質問です。
その時に常に伝えているのが、「マネジメントは優れた人・能力のある人だけのものではない」ということです。

”マネジメント”をドラッカー先生風に”仕事を通じて人に成果を上げさせること”だとすれば、そこにはもちろん目標達成のために方向性や水準を示すことも必要ですが、メンバーが安心して力を発揮できるための環境づくりも同じぐらい重要な役割となります。

CRファクトリーのマネージャーが担うのはまさにこの環境づくりで、具体的にはメンバーのメンタル面のケア、チーム全体の進捗管理や調整、ディレクターや他チームとの密な情報共有などです。
もう少しミクロに言えば、新しく加入したばかりのスタッフが不安を感じないよう声をかけたり、チームに一体感が出るようなムードづくりを心がけたり、といったことです。こうした丁寧な立ち回りが、スタッフひとりひとりに”自分はここで恐れずに意見と力を発揮していいんだ”という”心理的安全”をもたらし、チームの推進力を高めることになります。

ここにはマメさが必要にはなるものの、スキルフルな人材というよりは、チームや仲間に対する愛がある人材が適任と言えるでしょう。さらに言えば、こうした環境づくりはマネージャーだけの仕事ではなく、スタッフ全員が相互に気を配り合う状態が理想です。

マネジメントは”優れた人”だけのものではなく、さらに言えばマネージャーという立場の人だけのものでもありません。
マネジメント、特に環境づくりにはチーム全員がコミットするという状態が理想的と言えるでしょう。

なお、6月12日(金)には「マネージャーについて深く考える勉強会」を開催します。こうしたテーマに関心がある、深く対話してみたい、という方のご参加をお待ちしております


(事業部長 五井渕 利明)