月別アーカイブ: 2013年7月

コラム「コミュニティの可能性」

「コミュニティ」と一口に言っても、とても意味の広い言葉です。最も広く捉えれば「人の共同体」となるでしょうか。
中でも第一次的なものは「家族」ですね。第二次的なものとして「学校」や「勤務先」、「地域」が登場します。
この二次的コミュニティでの結び付きが、近年弱体化しつつあると語られることが多くなっています。
特に地域(町内会、消防団、ご近所付き合いなど)、地縁の弱体化は都市部を中心に顕著と言えるでしょう。取り戻そうという動きも注目されているところですが、これはまた後日にでも。
通信や流通、移動の手段が発達し便利な暮らしになったことで、地縁は「頼るべきもの」「必要なもの」ではなくなってしまった、良くも悪くも強制力を失ったと感じています。

一方、第三次的なコミュニティでは、「やりたいこと」「興味のあること」「課題に感じていること」を起点に人が集まり、そこで体験や思いを共有することで結びつきます。サークルや市民団体、NPOをはじめとしたものたちです。
「テーマコミュニティ」と呼ばれることが多いこの共同体は、性質としては強制力が弱く、選択的に関わりを始めた人たちの集まりです。情報流通量が圧倒的に増加し、娯楽も課題も多岐にわたる現代社会では、その「テーマ」も非常に多様です。
CRファクトリーは運営支援という形で多くのテーマコミュニティに関わりますが、その在り方や課題の多様性に驚きながら、日々ワクワクしています。

そう、ワクワクしています。とても大きな可能性を感じるのです。

テーマコミュニティには「やりたい」「どうにかしたい」という、前向きで・内発的で・主体的な力が込められています。
言いだしっぺがそれを始める動機は、単純な強い興味であったり、自分のためであったり、身近な「誰か」のためであったりします。しかし、だからこそ、内発的なモチベーションが持続し、自然と仲間を引きつけることができるのだと感じています。

「どうにかしたい」という思いを持つコミュニティの行動は、時に社会課題解決に大きな力を発揮します。「目の前の誰かひとり」のために始まったことが、多くの人を笑顔にしている場面をたくさん目にしてきました。
複雑に多様化した現代の社会課題が、行政施策による大きな網ではなく、サークルやNPO、ソーシャルビジネスなど手による主体的な動きでひとつずつ少しずつ良くなっていく未来を感じます。
この、主体的な課題解決力がコミュニティの重要な効用のひとつだと思います。

もうひとつ、大事にしたいことがあります。CRファクトリーのこだわりでもあります。
コミュニティが人の「居場所」であることです。

最初のきっかけは友人の誘いやちょっとしたことかもしれません。そこでの「楽しさ」「ちょっとした苦労」「達成感」などを感じる度に、少しずつのめり込んでいくことでしょう。
コミュニティという場では、思いや体験、時間を共有することで関係性が強くなり、人と人が結びついていきます。多くの出会い、学びとなる経験、何よりも掛けがえのない仲間を得ることができます。
そうした時、コミュニティは「私はここにいてもいい」「ここにいたい」と感じられる、大切な居場所になっているはずです。

いろいろな個性を受容できて、愛着を感じられて、関わることが楽しい。そんなコミュニティが多ければ多いほど、さらに多くの人、多様な個性が幸せになれる。
メンバー自身がお互いに尊重されるコミュニティであってこそ、その結果として多くの「誰か」、多くの「ひとり」が笑顔になる。
私たちCRファクトリーは、あたたかく良質なコミュニティが増えていくことに、とても大きな可能性を感じ、ワクワクしています。


(コンサルタント 五井渕利明)

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コラム「なぜコミュニティなのか?」

私は2001年に26歳で会社を辞め、今の活動・事業に身を投じた。
「今の日本社会に“あたたかいコミュニティ”(居場所・仲間・愛着)を
たくさんつくりたい」という一心だった。

私はドキュメンタリー映画を撮る映画監督の父と、それに負けずおとらない
社会派の母のもとに生まれ、小さい頃から様々な社会問題に触れる機会が
多かった。

小さい頃から漠然と、
「なぜ人は戦争するのだろう」
「なぜいじめや差別が起こるのだろう」
「一人ひとりはいい人のはずなのになぜみんなが幸せにならないのだろう」
というようなことを悶々と感じていた。

そしていつのまにか、「幸せな社会とは何か。どうつくれば良いか。」と
いうことを漠然とながら考え始めていた。

「コミュニティ」という発想/ソリューションとの出逢いは大学時代だった。

ボランティアサークル「AMIS」というサークルに所属し、仲間たちと
障碍者福祉の活動に関わり、養護学校の子どもたちに勉強を教えに行ったり、
地域で自立生活(自分で家を借りて介助者をマネジメントして生活する)する
障がいを持った方々の介助に4年間どっぷり関わった。

とても楽しかった。
サークルの仲間たちと毎日のように語り合い、まるで家族のように一緒に過ごし、
自分には圧倒的な居場所があった。
自分の魅力や機能をがんばって見せつけなくても、そのままの自分を受け入れて
くれるあたたかさがあった。
自分が受け入れてもらえたから、まわりのことも受け入れ合う「迎え入れの循環・
ペイフォワード」のようなものがあったように思う。
この場所が好きだから、良いサークルにしたいとみんなが自然と何かに貢献して
いて、誰かだけががんばるでもなく、みんなの力でコミュニティは成り立っていた。
みんなサークルをつくる主体であると共に、サークルを楽しみ時にコミュニティや
みんなによって救われるお客さんでもあった。

夢中になれる「活動」があって、自分のことを認めてくれる「居場所」があり、
一緒に過ごす気の合う「仲間」がいる。
こんな幸せなことはなかった。

どこのタイミングでだろう、私の中にはメラメラとこれからの日本社会を良くする
方法がおぼろげに見えてきていた。

それは一言で言うと、
「居場所と仲間を感じるあたたかいコミュニティ」。

・ 夢中になれる「活動」があって、
・ 自分のことを認めてくれる「居場所」があり、
・ 一緒に過ごす気の合う「仲間」がいれば、
個人の人生は相当幸せになるような気がする。

大学4年間の夢中になった経験から自然とそのような着想を持つようになり、
ここでほぼ私の人生は決まったと言っても良いだろう(笑)。

就職活動はどこの会社に行っても「コミュニティをつくりたい」と熱く語り、
ついに26歳で独立をして、今に至る。

■自殺者3万人
■うつ病患者100万人
■児童虐待相談件数5万件
■孤独死3万人

日本社会が直面している多くの社会課題の根本には「つながりの希薄化」や
「コミュニティの弱体化」や、それによる「孤立・孤独・無縁」があると思う。

解決策の方向性ややり方はいろいろあると思うけれども、我々はコミュニティ
づくりを通して、「人と人のつながりがある社会」「コミュニティが豊か・
溢れている社会」「共助・相互扶助・支え合いのある社会」をつくっていきたい
と思います。

それは現代日本の多くの社会課題を解決することになるだろうし、きっと個人の
幸福度の高い社会(GNHの高い国?)になるだろうと確信するからです。

(代表 呉哲煥)

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